元WBO、IBF世界ライト級&WBAスーパー王者ジョージ・カンボソスJr(オーストラリア)=21勝(10KO)3敗=は、3月22日にオーストラリア・シドニーのクドスバンク・アリーナで開催される、DAZN放映のマッチルーム・ボクシング&ディベラ・エンターテインメント共催興行のメインイベントで、IBA世界スーパーライト級王者ダウド・ヨルダン(インドネシア)=43勝(31KO)4敗1NC=と対戦する事が決定。
カンボソスJrは2021年11月27日(日本時間28日)に米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン・フルシアターで、IBF、WBO世界ライト級&WBAスーパー、WBCフランチャイズ王者テオフィモ・ロペス(米)=21勝(13KO)1敗=の持つ王座に挑戦し、ダウン応酬の激戦を演じ番狂わせの判定勝ちで王座奪取に成功。
この勝利で世界に名前を売り、自らのプロモーションを立ち上げたカンボソスJrは、デビン・ヘイニ―(米)=31勝(15KO)無敗1NC=との連戦で2タテを喰らったが、マキシ・ヒューズ(英)=28勝(6KO)7敗2分=に2-0判定で辛勝。
昨年5月12日にオーストラリア・パースのRACアリーナで行われた、IBF世界ライト級王座決定戦では、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=18勝(12KO)3敗=に11回2分49秒TKO負け。この試合の後、マッチルーム・ボクシングと共同プロモート契約を締結したカンボソスJrは、階級アップを宣言。ヨルダン戦はスーパーライト級初戦となる。
37歳のヨルダンはキャリア20年目の大ベテラン。しかし、2019年以降は試合数が少なく僅か6試合。2年2ヶ月ぶりのリングとなった、昨年9月7日のエルナン・カリソ(アルゼンチン)=18勝(8KO)2敗1分=とのIBA世界スーパーライト級王座戦では、9回KO勝ちを収め王座を獲得している。
同じリングでは、WBC女子世界フェザー級王者スカイ・ニコルソン(オーストラリア)=12戦全勝(1KO)=が3度目の防衛戦を予定。WBA女子世界バンタム級王者チェルネカ・ジョンソン(オーストラリア)=16勝(6KO)2敗=の防衛戦も行なわれる。