WBC&WBO世界フェザー級1位、WBA2位、IBF4にランクされるブルース・キャリントン(米)=13戦全勝(8KO)=は、3月29日(日本時間30日)に米・ラスベガスのフォンテインブルーで開催される、トップランク興行に出場。WBC世界フェザー級挑戦者決定10回戦で、ノーランクのエンリケ・ビバス(メキシコ)=23勝(12KO)3敗=と対戦する。
勝者は2月1日(日本時間2日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで行われる、WBC世界フェザー級タイトルマッチ。王者ブランドン・フィゲロア(米)=25勝(19KO)1敗1分=と、同級2位スティーブン・フルトン(米)=22勝(8KO)1敗=戦の勝者への、指名挑戦者となる。
両者は昨年6月8日(日本時間9日)に米・ニューヨークの、マジソン・スクエア・ガーデン・シアターで開催された、トップランク興行で対戦が決まっていたが、ビバスがビザの発給を受けられず試合はキャンセルとなり、キャリントンは代役のブラヤン・デ・グラシア(パナマ)=29勝(25KO)4敗1分=に、8回TKO勝利を収めている。
キャリントンは既にラスベガス入りしており、フィゲロアvsフルトンを観戦し、今年後半にも実現する可能性がある、勝者との対戦に腕を撫している。
同日のメインカードは、IBF女子世界ウェルター級王者ミカエラ・メイヤー(米)=20勝(5KO)1敗=に、前王者ナターシャ・ジョナス(英)=14勝(9KO)3敗1分=が挑む、ダイレクトリマッチ。
昨年9月27日(日本時間28日)に米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン・シアターで行われた初戦では、メイヤーがライアンの後半の猛追を交わし、97-93、96-94、95-95の2-0判定で勝利し、王座奪取に成功。しかし、試合を放映したESPNの採点は96-94でライアンだったように、際どい勝負だった。
他にWBO世界ウェルター級王者ブライアン・ノーマンJr(米)=26勝(20KO)無敗2NC=が、同級6位デレク・クエバス(プエルトリコ)=27勝(19KO)1敗1分=を挑戦者に迎えての初防衛戦も行なわれる。