1月27日(日本時間28日)米・アリゾナ州・フェニックスのフットプリント・センターのリングに、WBC世界スーパーバンタム級2位デビッド・ピカソ(メキシコ・57.2キロ)=26勝(15KO)無敗1分=が登場。フェザー級10回戦でエリック・ルイス(米・56.3キロ)=17勝(7KO)9敗1分=と対戦したピカソは、大差の判定勝ちを飾った。スコアは99-91、98-92、98-92。

初回から左フックを上下に打ち分けルイスに迫ったピカソは、2回もジャブを突き前進。強烈な左ボディでルイスの動きを止める。3回、ルイスは流れを変えようと打って出たが、ピカソは連打の回転を速め猛攻。4回、ピカソの連打にさらされながらも、これまで一度のKO負けがないルイスはダウンを拒否。

5回、ピカソはサウスポーにスイッチする等して強引な攻勢は一休み。6回、ピカソは足を使い距離を取る。7回はルイスが前進し、ピカソが足を使いながら迎え撃つ展開に。8回、ピカソを追う形になったルイスだが、効果的なヒットはない。9回、ピカソはフットワークを使いジャブ、ワン・ツーでヒット&ラン。最終回、動くピカソにルイスの右が命中。ルイスが攻勢に出たが、ピカソが交わし切り試合終了ゴングを聞いた。