4月20日(日本時間21日)に米・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで行われた、WBC世界スーパーライト級王者デビン・ヘイニー(米)=31勝(15KO)1敗=戦で、契約ウェイトを3.2ポンド超過しながら、12回判定勝ちを収めた、元WBC世界ライト級暫定王者で同級7位のライアン・ガルシア(米)=25勝(20KO)1敗=が、VADAによる薬物検査で陽性反応。

試合前日と当日に採取された尿検査で、禁止薬物オスタリンの陽性反応が検出された事が伝えられている。19-ノルアンドロステロンについては、現在IRMS分析を実施中で確認されていない。ガルシアは10日以内に、Bサンプルの検査を依頼する事が出来る。

この報を受けガルシアは、「私が不正をしていないことは誰もが知っている。ステロイドを使ったことはない。どこでステロイドが手に入るのかも知らない。サプリメントもほとんど飲んでいない。大嘘だ」と反発。

ヘイニーから3度のダウンを奪い勝利を収めたガルシアだが、B検体が陰性でない限り、試合結果がノーコンテストに変更される可能性が出て来た。今後に注目。