カネロ・アルバレスvsテレンス・クロフォードのファイト・ウィークに組み込まれる事が決まっていた、WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(米)=9勝(6KO)1敗=の3度目の防衛戦は、同級1位のフアン・カルロス・カマチョJr(プエルトリコ)=19勝(8KO)1敗1NC=を相手に、9月11日(日本時間12日)に米・ラスベガスのフォンテインブルーで開催される、”The Ring Presents The Underdog”のメインイベントで行われる事が決定。放映はDAZN。
同日はWBA世界ヘビー級1位マイケル・ハンター(米)=24勝(17KO)1敗2分=と、WBA世界同級6位ジャレル・ミラー(米)=26勝(22KO)1敗2分=のヘビー級10回戦がメインカードとして発表されていたが、ハンターとプロモート契約を締結するドン・キング・プロダクションが、興行元のTKOグループ・ホールディングス社に対し、営業停止命令を申し立て、あえなく中止となっていた。
オラスクアガは2023年4月8日に東京・有明アリーナで、寺地拳四朗(BMB)=25勝(16KO)2敗=選手が保持していたWBC&WBAスーパー(統一)王座に代打挑戦者として挑み、大激闘を展開。9回58秒TKOで敗れ世界王座奪取はならなかったが、多くの日本人ファンの心を引き寄せた。
以来、寺地選手との試合を含め5戦連続で日本のリングに上がっていたが、初のラスベガス進出ファイトがメインイベントに抜擢。戦いぶりが大きく注目され、世界に名前を売るビッグチャンスとなりそう。好ファイトを期待。