7月20日(土)、東京・両国国技館で開催された「Prime Video Presents Live Boxing 9」のセミファイナル。WBA世界バンタム級7位、WBO10位、WBC13位那須川天心(帝拳)=3戦全勝(1KO)=選手と、WBA世界同級4位ジョナサン・ロドリゲス(米)=17勝(7KO)2敗1分=の120ポンド契約10回戦は、那須川選手が3回1分49秒TKO勝ち。

初回、サウスポーの那須川選手は、スピードある左ストレート、アッパーを上下に打ち分け優勢。一発があるロドリゲスだが、打ち込む機会はない。2回、も那須川選手が主導権を握り、終了間際には左ストレートを打ち込み、グラリとしたロドリゲスに一気の連打で迫りラウンド終了。

3回、速いワン・ツーを決めた那須川選手が、左アッパー、右フック、左ストレートを立て続けに決めると、ロドリゲスはダウン。立ち上がったロドリゲスだが、染谷道明主審は試合をストップ。那須川選手が、大きな進化を見せ、見事なKO勝利を飾り、世界タイトル挑戦に接近した。