WBC、WBO世界ウェルター級&WBAスーパー王者テレンス・クロフォード(米)=40戦全勝(31KO)=が、2階級アップのミドル級で、WBO世界ミドル級2位、WBC3位、WBA9位クリス・ユーバンクJr(英)=33勝(24KO)3敗=と、今夏、対戦する計画が噂されていたが、ユーバンクJr自身がそれを認めた。詳細は近日中に発表される。
2階級で4団体王座統一を果たしたクロフォードは、エロール・スペンスJr(米)=28勝(22KO)1敗=との再戦が消滅。世界スーパーミドル級の4団体統一王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=60勝(39KO)2敗2分=との対戦を熱望したが、カネロは興味を示さなかった。
また、WBOのスーパー王者の特権を活用し、1階級上のWBO世界スーパーウェルター級王者ティム・チュー(オーストラリア)=24戦全勝(17KO)=へ挑戦するプランも浮上していた。
一方のユーバンクJrは、昨年9月2日(日本時間3日)に英・マンチェスターのAOアリーナで行われた、リアム・スミス(英)=33勝(20KO)4敗1分=とのダイレクト・リマッチに、10回1分45秒TKO勝ちし雪辱に成功。それ以来のリング登場となる。