12月9日(日本時間10日)、米・カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで開催された、DAZN・PPV放映のマッチルーム・ボクシング興行。IBFインターナショナル・ライト級戦。東京五輪ライト級金メダリストの王者アンディ・クルス(キューバ)=1勝=に、挑戦者ジョバンニ・ストラフォン(メキシコ)=26勝(19KO)5敗1分=がィフォンダ一戦は、クルスが3回KO(カリフォルニア州ルール)勝ち。

サウスポーのストラフォンに対し、クルスは初回から速い右ストレート、左フックを打ち込みリード。2回には圧倒的なスピードを活かしたコンビネーションを断続的に打ち込み、試合はワンサイドに。第3ラウンド、クルスのパンチを浴び続けるストラフォンに、ようやくレフェリーストップが入り試合は停止されたが、2回でストップされるべき試合だった。

勝ったクルスは空位のWBAコンチネンタル・ラテン・アメリカ王座を獲得。圧倒的パフォーマンスを見せたクルスの今後に注目。