IBF世界フェザー級挑戦者決定戦への出場が決まっていた、同級3位アーノルド・ケガイ(ウクライナ)=21勝(13KO)1敗1分=が出場を辞退。同級2位レラト・ドラミニ(南ア)=20勝(11KO)2敗=と世界王座への挑戦権を争うのは、同級4位亀田和毅(TMK)=41勝(23KO)4敗=選手となる。
4月30日(日本時間5月1日)に行われた、ドラミニvsケガイの入札は、プレミア・ボクシング・チャンピオンズを代表するTGBプロモーションが、7万1千ドル(約1120万円)で落札に成功。ケガイをプロモートするトップランクは、6万5千ドル(約1030万円)だった。
TGBプロモーションは、2週間以内に両選手が署名した契約書をIBFに送付し、試合は90日以内に開催される予定となっていたが、ケガイは契約書への署名をしなかった。
ドラミニと和毅選手は、昨年10月7日に東京・大田区総合体育館で、IBF世界同級2位決定戦で対戦。ドラミニが12回判定勝ちしていたが、その後、和毅選手陣営が動き、両者の再戦が3月31日に名古屋国際会議場で行われる事が決定。しかし、IBFがドラミニとケガイによる挑戦者決定戦を指令した為に、ドラミニは亀田戦をキャンセルしていた。
和毅選手とドラミニの再戦は当初の目論見通リ、世界1位の座を賭けた戦いとなる。リベンジを果たし世界王座への挑戦権獲得なるか。ここが、正念場。まさに、引退を賭けた戦いとなる。