WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英)=33勝(24KO)無敗1分=と、IBF、WBO&WBAスーパー王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=21戦全勝(14KO)=による4団体王座統一戦は、両選手が契約書にサインした事が明らかにされ、試合はサウジアラビア・リヤドで12月23日(日本時間24日)か、1月に開催が予定されている。

これに対しIBFは、フューリーvsウシクの勝者には例外を認めず、IBF1位フィリップ・フルゴビッチ(クロアチア)=16戦全勝(13KO)=との対戦指令を発動する事を、両陣営に通達。しかし、フューリーvsウシクの契約には敗者が即時発動できる再戦条項が含まれており、ダイレクトの再戦が決まった場合合、IBF王座は空位となり王座決定戦が行われる。

フルコビッチをプロモートするエディ・ハーンは、傘下のアンソニー・ジョシュア(英)=26勝(23KO)3敗=と王座決定戦を行う事を示唆。しかし、来年1月にサウジアラビアでの開催が伝えられながら決まらなかった、ジョシュアと前WBC王者ディオンテイ・ワイルダー(米)=43勝(42KO)2敗1分=の一戦を実現させる構えを見せており、今後の動向が注目される。