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WBAは世界王者の数を減らすという目標に引き続き取り組んでいると公に宣言したのは、2013年以降これで4度目。2024年6月に27名だったWBA認定の世界王者は、2026年6月はスーパー、レギュラー、暫定、休養、ゴールドを含めると、全階級で計43名のタイトル保持者がいる。

米国ではモハメド・アリ法の改正が進展中で、米国内に於いては各階級に一人しか世界王者として認定が認められない方向に向かっており、既存の世界タイトル承認団体とプロモーターは、対策を迫られている。

王者が増える事による選手へのチャンス増加と地域の発展がボクシングの底辺を拡大して行くという持論を唱える、ヒルベルト・メンドサWBA会長が副会長だった2013年、スーパー王座および暫定王座の将来について検討しており、タイトル体系を簡素化する方法も模索している事を示唆したが、大きな変化は見られなかった。

しかし、2021年に入り北米を管轄するABC(ボクシング・コミッション協会)は、王者乱立の現状をメンドサ会長に強く抗議。同時にABCの理事会はアメリカの管轄区域内でのWBAタイトル戦は積極的に承認しない。WBAが任命するオフィシャル陣は受け入れない。WBAタイトル戦のスーパーバイザーが試合をコントロールすることを許可しないという方針を、全米各州及びカナダのコミッションに呼びかける用意がある事を、WBAに公式に通達。

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追い込まれたWBAは10月にチャンピオンベルト削減計画をスタート。この時は「レギュラー、暫定王座を排除し、スーパー王座に次ぐポジションとして、ゴールド王座が強化される」とされた。

少しばかりの改善はあったもののそれは長続きせず、2024年には再び暫定王者の量産が始まり、昨年にはブリッジャー級を含めた全18階級中、各階級で認定する世界王者が一人だけというのは、5階級だけというところまで来ていた。

それなのに、またまたチャンピオン削減を言い出したのは、モハメド・アリ法の改正が米国下院で可決された事が大きな要因であると思われる。何を今さらなのだが、ビジネス優先ではないシンプルな王者認定制度は、WBAに限らず他の3団体にも望まれます。同じ階級に複数のチャンピオンが存在する時代は、終わりを告げる時に来ている。

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