11月4日(日本時間5日)、米・ネバダ州レイクタホのタホブルー・イベントセンターで開催されたトップランク興行。メインのWBCシルバー・ヘビー級戦。王者でWBC7位、IBF13位のエフェ・アジャグバ(ナイジェリア)=18勝(13KO)1敗=と、挑戦者ジョセフ・グドール(オーストラリア)=10勝(9KO)1敗1分=の一戦は、アジャグバが4回50秒TKO勝ち。
試合は第4ラウンド、右ストレート、左フックからチャンスを作ったアジャグバが、連打でグドールに襲い掛かり防戦一方となった所で、トニー・ウィークス(米)主審が試合をストップ。アジャグバは8月に獲得した王座の初防衛に成功。
セミファイナル。WBOグローバル&NABFライト級戦。王者でWBC、WBO世界ライト級9位、IBF11位レイモンド・ムラタラ(米)=18戦全勝(15KO)に、挑戦者ディエゴ・トーレス(メキシコ)=18戦全勝(17KO)=が挑んだ一戦は、ムラタラが8回1分45秒TKO勝ち。終始試合をコントロールしたムラタラは、8回、右アッパーからの速い連打を打ち込みトーレスをダウン。立ち上がったトーレスだが、セレスティーノ・ルイス(米)主審は試合をストップ。7回までのスコアもムラタラが、70-63×3と大きくリードしていた。
スーパーフェザー級10回戦。WBO8位、IBF10位ヘンリー・レブロン(プエルトリコ)=18戦全勝(10KO)=と、WBA12位ウィリアム・フォスター3世(米)=16戦全勝(10KO)=の一戦は、サウスポーのレブロンがアウトボクシングでフォスター3世の攻撃を振り切り判定勝ち。スコアは99-91、96-94、95-95の2-0。
WBC世界スーパーライト級11位リンドルフォ・デルガド(メキシコ)=19戦全勝(14KO)=は8回戦で、ルイス・エルナンデス(メキシコ)=23勝(20KO)3敗=と対戦。4回1分53秒KO勝ちで格の違いを見せた。