WBC世界スーパーライト級王者デビン・ヘイニー(米)=31勝(15KO)1敗=と、同級1位サンドル・マーティン(イタリア)=42勝(15KO)3敗=の対戦を指令。対戦同意に達しない場合は、6月18日(日本時間19日)に入札の開催が予定されている。

WBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)=22戦全勝(18KO)=の初防衛戦は、6月21日(日本時間22日)に米・ラスベガスのファウンテンブルー・ラスベガスで開催されるトップランク興行で、同級2位セルジオ・サンチェス(メキシコ)=22勝(13KO)1敗=を相手に行われる事が決定。

2月9日(日本時間10日)に米・フロリダ州ペンブロークパインズのチャールズ・F・ドッジ・シティ・センターで、ロベイシ・ラミレス(キューバ)=13勝(8KO)2敗=の持つ王座に挑んだエスピノサは、5回にダウンを喫しながら、終盤驚異的追い上げを見せ、最終ラウンド終了間際にダウンを奪い返し、大逆転で王座を奪取。今度はどんな戦いを見せるか。

一方のサンチェスは2018年8月に行った初8回戦で、再起戦だった後のWBA世界フェザー級王者マウリシオ・ララ(メキシコ)に、2回終了TKO負けを喫したのが唯一の黒星。以後、13連勝でランキングを2位位まで上げて来たが、著名選手との対戦はない。

同日はWBO世界スーパーフェザー級3位、WBC15位アンドレス・コルテス(米)=21戦全勝(12KO)=と、WBC世界同級4位アブラハム・ノヴァ(米)=23勝(16KO)2敗=の、世界ランカー対決もセット。

ノヴァは2月16日(日本時間17日)に米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン・シアターで、WBC世界スーパーフェザー級王者オシャキー・フォスター(米)=22勝(12KO)2敗=に挑み、スプリットの判定負けを喫して以来の再起戦となるが、フォスター戦での善戦が認められ、世界ランクは12位から4位にアップされている。

コルテスは同日のアンダーカードで、WBO4位にランクされていた、WBOインターコンチネンタル王者ブライアン・シュバリエ(プエルトリコ)=20勝(16KO)2敗1分=を、4回TKOに破り王座を獲得すると共に、世界ランク15位から3位に躍進しての第一戦で、勝者が世界挑戦に近づくサバイバル戦となる。