WBCは10月28日(日本時間29日)にサウジアラビアのリヤドで開催される、世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(英)と、元UFC王者フランシス・ガヌー(カメルーン)戦の勝者に贈呈される、リヤド・チャンピオン・ベルトを公開。元世界ヘビー級3団体統一王者マイク・タイソン(米)の指導を受けて来たガヌーが、何処までフューリーに迫る事が出来るのかだけが焦点と見られているだけのノンタイトル戦としては異例だが、もはやこれはWBCの趣味。

フューリーは既にIBF、WBO&WBAスーパー王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=21戦全勝(14KO)=との対戦契約を締結しており、ガヌー戦後のリング上で12月23日(日本時間24日)にサウジアラビアで、4団体王座統一を賭けてウシクと戦う事を発表する段取りとなっている。

フューリーが力の違いを見せても、何の為だったのかと問われるだけのガヌー戦。お金の為と言われればそれまでだが。まさかの結末がない事を願います。