WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソン(米)=22戦全勝(10KO)=が右手を負傷。10月12日(日本時間13日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで開催される、べテルビエフvsビボルの世界ライトヘビー級4団体統一興行のアンダーカードで予定されていた、前IBF世界スーパーフェザー級王者ジョー・コルディナ(英)=17勝(9KO)1敗=との防衛戦はキャンセルされた。

すでに手術を受けたスティーブンソンの経過は良好で、2025年初頭のリング復帰が予定されている。コルディナが、同日、サウジアラビアでスティーブンソン以外の相手と戦うかどうかは不明。

スティーブンソンは、「手術はうまくいった。大きなカムバックのための小さな後退だ」とのコメントを発している。

9/15 カネロvsベルランガ 放送予定

9月14日(日本時間15日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される、WBA、WBC、WBO世界スーパーミドル級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=61勝(39KO)2敗2分=に、WBA世界同級1位、WBO4位、WBC8位エドガー・ベルランガ(プエルトリコ)=22戦全勝(17KO)=が挑むタイトル戦をメインとするPBC興行は、DAZNとWOWOWによる配信される。

DAZNは9月15日午前9時(現在のデータ)から、PPV2500円での配信。WOWOWオンデマンドでは同日午前8時からライブ配信。WOWOW加入者は無料で視聴できる。

アンダーカードでは、WBA世界ミドル級王者エリスランディ・ララ(キューバ)=29勝(17KO)3敗3分=に、元WBC世界スーパーライト級、WBAスーパー&WBC世界ウェルター級王者で同級10位にランクされるダニー・ガルシア(米)=37勝(21KO)3敗=が挑むタイトル戦。

昨年7月25日に4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)=28戦全勝(25KO)=選手に8回TKOで敗れフェザー級に転向。WBA世界フェザー級2位、WBC7位、WBO8位にランクされるスティーブン・フルトン(米)=21勝(8KO)1敗=が再起戦で、WBC世界同級5位、WBA7位、WBO13位カルロス・カストロ(米)=30勝(14KO)2敗=と対戦。

WBA世界スーパーミドル級暫定王座決定戦は、元IBF世界同級王者で5位のカレブ・プラント(米)=22勝(13KO)2敗=が、8位トレバー・マッカンビー(米)=28勝(21KO)無敗1NC=と対戦。

3月30日(日本時間31日)に米・ラスベガスで、イサック・クルス(メキシコ)=26勝(18KO)3敗1分=に8回TKOで敗れ、WBA世界スーパーライト級王座を失ったローランド・ロメロ(米)=15勝(13KO)2敗=は、再起戦でマヌエル・ハイメス(米)=16勝(11KO)1敗1分=と対戦する。