12月31日、東京・大田区総合体育館で行われた、バンタム級10回戦。元WBC世界フライ級王者で、WBO世界バンタム級5位、WBA7位、IBF12位の比嘉大吾(志成)=20勝(18KO)2敗1分=選手と、WBC5位ナワポン・カイカンハー(タイ)=58勝(48KO)3敗1分=の一戦は、比嘉選手が4回2分29秒KO勝ち。
試合は比嘉選手が左フックを上下に打ち込み、右アッパーを突き上げてナワポンに迫りスタート。しかし、身長で上回るナワポンも負けじとボディを叩き、右アッパーを突き上げ反撃。序盤から消耗戦の行方を呈したが、比嘉選手は4回開始からギアを上げ攻勢を強める。
右ストレートを決め、ナワポンを棒立にさせた比嘉選手は、右アッパーから左ボディをナワポンのストマックに直撃。たまらずキャンバスへ倒れ込んだナワポンは立ち上がる事が出来なかった。比嘉選手が快勝で、世界バンタム級王座挑戦へ向けアピールした。