8月28日(日本時間29日)、WBOは4団体統一女子世界フェザー級王者アマンダ・セラノ(プエルトリコ)=45勝(30KO)2敗1分=と、暫定王者ダニラ・ラモス(ブラジル・アルゼンチン在住)=12勝(1KO)2敗=による王座統一戦を指令。交渉期間は10日間で、対戦同意に達しない場合は入札となるが、交渉期間中でも入札の開催を申し立てる事が出来る。WBO女子世界戦の入札最低落札価格は2万5千ドル(約366万円)となっている。

34歳の7階級制覇王者セラノは、8月5日(日本時間6日)に米・テキサス州ダラスで、約4年ぶりに対戦した元WBO王者ヘザー・ハーディ(米)=24勝(4KO)3敗=を大差の判定で破り王座防衛に成功。一方の38歳のラモスは、昨年アルゼンチンに移住。8月18日(日本時間19日)にアルゼンチン・ブエノスアイレスで、暫定王者ブレンダ・カレン・カラバハル(アルゼンチン)=18勝(9KO)6敗1分=を判定で破り暫定王座を獲得した。