2月13日、フィリピン・パサイシティのミダス・ホテル&カジノで開催された、WBOオリエンタル・バンタム級王座戦。王者でWBO世界同級1位にランクされるレイマート・ガバリョ(フィリピン)=26勝(21KO)=1敗に、挑戦者・元WBA世界ミニマム級暫定王者ファイ・ファロブ(タイ)=35勝(27KO)3敗=が挑んだ一戦は、ガバリョが初回KO勝ち。

試合開始からサウスポーのファロブ(パイパロープ・ゴーキャットジム)に迫ったガバリョは、強い左フックから右ストレートをヒット、間髪をいれず左ボディを決めると、ファロブは前のめりにキャンバスへダイブ。そのままKOとなった。ガバリョは40歳のファロブを全く問題とせず、WBOオリエンタル王座2度目の防衛に成功。

ノニト・ドネア・シニアとコンビを組むガバリョは、5月11日にオーストラリア・パースで開催が決まったロマチェンコvsカンボソスJr興行のアンダーカードで、WBO世界同級王者ジェイソン・モロニー(オーストラリア)=27勝(19KO)2敗=への指名挑戦が実現すると思われる。