メキシコのサンフェル・プロモーション所属のWBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)=22戦全勝(18KO)=が、トップランクと複数試合の共同プロモート契約を締結。エスピノサは6月21日(日本時間22日)に米・ラスベガスのフォンテインブルーで、同級2位セルジオ・サンチェス(メキシコ)=22勝(13KO)1敗=を相手に初防衛戦を行う事が決まっている。
エスピノサが勝てば、次はトップランクと契約する前王者ロベイシ・ラミレス(キューバ)=13勝(8KO)2敗=との再戦。IBF世界フェザー級王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)=30勝(17KO)2敗=との王座統一戦が期待される。
エスピノサがこれらを勝ち抜けば、井上尚弥(大橋)=27戦全勝(24KO)=選手が階級を上げた場合、最もマッチメイクしやすい対戦相手となる。まだ先の話となるが、185センチの長身でありながら、好戦的ファイターのエスピノサに対し、井上選手がどう戦うのかは興味深い。
ウシク、フューリーとの再戦に勝てば、クルーザー級へ!
世界ヘビー級史上初の4団体統一王者となった、オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=22戦全勝(14KO)=と、前WBC王者タイソン・フューリー(英)=34勝(24KO)1敗1分=の再戦は、12月21日(日本時間22日)にサウジアラビアで予定されているが、ウシクは再戦に勝利した場合、元のクルーザー級に戻る事を宣言。
これを受け、5月18日(日本時間19日)にサウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナで行われた、IBF世界クルーザー級王座決定戦で、元王者マイリス・ブリエディス(ラトビア)=28勝(20KO)3敗=との再戦に判定勝ちし、王座を取り戻したジェイ・オペタイア(豪)=25戦全勝(19KO)=は、ウシクとの対戦を歓迎。やる気を見せている。