WBC・USA&WBOインターコンチネンタル&IBF・USBA・ライト級(空位)戦。王者・IBF7位、WBO8位、WBC9位キーショーン・デービス(米)=9勝(6KO)無敗1NC=vs挑戦者・元2階級制覇王者ホセ・ペドラザ(プエルトリコ)=29勝(14KO)5敗1分=。2月8日(日本時間9日)、米・ラスベガス、マンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ、ミケロブ・ウルトラ・アリーナ。

34歳のペドラザは2019年5月以来、7試合ぶりのライト級リミットでの試合。「デービスは自分のようなキャリアがある選手と戦った事がない」と自信を見せていた。

スピードに勝るデービスはガードを高く上げ前進するペドラザに、速く的確なパンチを打ち込みペースを握った。

デービスの自在な攻撃の前にペドラザは苦戦。

ペドラザは徐々にダメージを蓄積させていった。

第6ラウンド。デービスは右フック、左アッパーから、ジャブ、ワン・ツーでペドラザをコーナーに追い込み、連打を浴びせる。たまりかねたトーマス・テイラー(米)主審は、ここで試合をストップ。

デービスは空位のIBF・USBA(全米ボクシング協会)・ライト級王座も獲得。

5回までのスコアもデービスのフルマーク。

元2階級制覇王者ペドラザに圧勝したデービスは、試合後のリング上でWBO世界スーパーライト級王者テオフィモ・ロペス(米)との対戦をアピール。この日のメインでロペスがジャメイン・オルティス(米)に判定で勝利すると、リング下からロペスを罵倒。激しくやり合ったが、5月18日(日本時間19日)に米・カリフォルニア州サンディエゴで開催が計画されている、エマヌエル・ナバレッテvsデニス・ベリンチク勝者との対戦に興味を示している。