IBF&WBO世界フライ級王者ジェシー・ロドリゲス(米・帝拳)=19戦全勝(12KO)=のトレーナー、ロバート・ガルシアは、WBC世界スーパーフライー級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)=44勝(28KO)3敗=戦の日程と試合会場が決まり、後はエストラーダが、対戦条件に同意するのを待っている状態である事を示唆。

昨年12月16日(日本時間17日)に米・アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナで行われた、IBF王者サニー・エドワーズ(英)=20勝(4KO)1敗=との王座統一戦で9回終了TKO勝ちを収めたロドリゲスは、リングサイドで観戦していたエストラーダに対し、「スーパーフライ級に戻り、タイトルを返してもらう」と宣言。

これを受け、ロドリゲスと契約するマッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンは、今夏、米・アリゾナ州フェニックスで両者の対戦が計画されている事を明らかにしていた。2022年12月のローマン・ゴンサレス(ニカラグア・帝拳)=51勝(41KO)4敗=戦以降、リングに上がっていないエストラーダは、春に前哨戦を挟む事を希望しながらも、「2024年はジェシーと対戦したい」と、ロドリゲス戦に前向きな発言。

高額ファイトマネーを望むエストラーダの対戦相手に、現在のタイミングで合うのは、ロドリゲスの他にロマゴンしか見当たらず、DAZNもロマゴンとの4度目の対戦よりも、ロドリゲス戦の放映に関心があり、両者の対戦が決定するのも近いと思われる。