2月15日(日本時間16日)に英・マンチェスターのコープ・ライブ・アリーナで開催される、DAN放映マッチルーム・ボクシング興行のメインイベントとして行われる、WBO世界スーパーライト級1位アーノルド・バルボサJr(米)=31戦全勝(11KO)=と、同級2位ジャック・カテロール(英)=30勝(13KO)1敗=の一戦は、挑戦者決定戦として予定されていたが、WBOグスタボ・オリビエリ会長は暫定王座決定戦として承認。
これは同級王者テオフィモ・ロペス(米)=21勝(13KO)1敗=が、対戦交渉が進められていた、前IBF世界同級王者スプリエル・マティアス(プエルトリコ)=21勝(21KO)2敗=戦のラストオファーを拒否。対戦は白紙に戻され、現在の所、次期防衛戦の目処が立たない事から、エディ・ハーンの思惑通リ、暫定王座決定戦が行われる事になった。
また、同日のアンダーカードには東京五輪ウェルター級銀メダリストで、WBA世界ウェルター級10位にランクされるパット・マコーマック(英)=6戦全勝(4KO)=が出場。元EBU欧州スーパーライト級王者ロビー・デイヴィスJr(英)=24勝(15KO)5敗=と、ウェルター級10回戦で対戦する。
IBF マティアスvsバレンズエラ指令! 挑戦者決定戦
IBFは世界スーパーライト級挑戦者決定戦として、同級5位スプリエル・マティアス(プエルトリコ)=21勝(21KO)2敗=と、同級6位ガブリエル・バレンズエラ(メキシコ)=30勝(17KO)3敗1分=の対戦を指令。両選手は1月11日(日本時間12日)までに出場の意思があるか否かを決定しなければならない。
元IBF世界同級王者のマティアスは、WBO世界同級王者テオフィモ・ロペス(米)=21勝(13KO)1敗=への挑戦話が進行していたが、ロペスが最終オファーを拒否した事により、WBO王座挑戦は消滅。この挑戦者決定戦に出場する事が決定的。マティアスをプロモートするフレッシュ・プロダクションは、3月15日(日本時間16日)にプエルトリコで興行開催予定があり、メインカードでマティアスvsバレンズエラが行われる可能性が高い。
現在のIBF世界スーパーライト級ランキングは、1、2位が空位。3位のジャック・カテロール(英)=30勝(13KO)1敗=は、4位アーノルド・バルボサJr(米)=31戦全勝(11KO)=と、WBO暫定王座を争う事が決まっており、勝者は1位となりIBF世界同級王者リチャードソン・ヒッチンズ(米)=19戦全勝(7KO)=への挑戦権を獲得する。