WBO世界ミドル級王者ジャニベック・アリムカヌウェ(カザフスタン)=14戦全勝(9KO)=の次戦が10月に決定。対戦相手には7月1日(日本時間2日)に独・ヴッパータールで、エキスバ・ファルカン(ブラジル)=30勝(20KO)1敗=を12回判定で破り、IBF世界同級の新王者となったビンチェンツォ・グアルティエリ(独)=21勝(7KO)無敗1分=が有力候補に挙がっている。

2度王座防衛中のアリムカヌウェは以前から王座統一戦を希望。WBOランキング1位はゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)で、指名戦消化はないと思われる。IBFは3位(1,2位は空位)デニス・ラドバン(独)=17勝(8KO)無敗1分=と、4位アンドレイ・ミハイロビッチ(ニュージーランド)=20戦全勝(12KO)=による挑戦者決定戦の入札が、8月22日(日本時間23日)に予定されており、こちらも指名戦は先送りで、タイミング的には合う。

王座統一戦の交渉がまとまらない場合は、アリムカヌウェをプロモートするトップランクから、7月にオファーを受けた事を明らかにしている、WBO4位フェリックス・キャッシュ(英)=16戦全勝(10KO)=が挑戦者に浮上する。今後に注目。