WBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)=27勝(14KO)3敗1分1NC=の3度目の防衛戦は、元WBAゴールド世界ミニマム級王者で同級10位にランクされるレイマン・ベナビデス(ニカラグア)=20勝(3KO)6敗1分=を挑戦者に迎え行われる。両選手は既に契約を締結しており、試合は10月27日(日本時間28日)か28日(同29日)にプエルトリコでの開催が有力だが、ニカラグアでの開催も視野に入れられている。

ゴンサレスは4月8日に東京・有明アリーナで、WBC&WBAスーパー王者寺地拳四朗(BMB)=21勝(13KO)1敗=選手との王座統一戦が決まっていたが、マイコプラズマ肺炎を患い出場不可能となり、ベナビデス戦は昨年11月に岩田翔吉(帝拳)=11勝(8KO)1敗=選手の挑戦を、12回判定で退けて以来の試合となる。

一方、世界初挑戦となる30歳のベナビデスは、2018年3月に元WBO世界ミニマム級王者ウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)=18勝(6KO)3敗=に初黒星を与えて以来、7連勝中で勢いに乗っており、地元では苦労人挑戦者の世界王座奪取を期待する声も大きい。