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5月2日(日本時間3日)、米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催されたプレミア・ボクシング・チャンピオンズ興行のセミファイナル。WBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ。レギュラー王者アルマンド・レセンディス(メキシコ)=16勝(11KO)2敗=に、元WBO世界スーパーウェルター級王者で同級3位のハイメ・ムンギア(メキシコ)=45勝(35KO)2敗=が挑んだ一戦は、ムンギアが判定勝ちで新王者。

試合は互いにジャブを突き、右ストレートを差し込み合いスタート。両グローブを高く上げるレセンディスは良く伸びるジャブから右ストレートで前進。ムンギアは速いワン・ツーから左フックを上下に散らし、序盤戦は激しいペース争いが繰り広げられた。

中盤に入るとムンギアは徐々にペースアップ。動きながらレセンディスの出鼻に右アッパー、左ボディを合わせ、前進を阻止。スピードあるコンビネーションで主導権を握って行く。レセンディスは入り込む機会を探るが、ムンギアの左右アッパー、左ボディは強く、仕掛けるタイミングを見出せず、リードを許したまま終盤戦へ突入。

何とか流れを変えたいレセンディスだが、ムンギアはリズム感ある動きから多彩なパンチを打ち込み、レセンディスをコントロール。レセンディスが入り込んでも右アッパー、左フックをショートで好打。左ボディも強く、レセンディスは苦しい。

最終ラウンド、レセンディスは打って出るが、ムンギアは余裕をもって応戦。左フックが決まるとレセンディスの動きが止まる。しかし、レセンディスも踏ん張り、ラスト30秒、両者激しく打ち合って試合終了ゴング。公式スコアは1120-108、119-109、117-111。ムンギアが素晴らしいボクシングで完勝。2階級制覇を成し遂げた。

Jaime Munguia
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WBCシルバー&NABOスーパーライト級王座決定12回戦。WBA、IBF世界同級3位、WBO8位オスカー・ドゥアルテ(米)=28勝(22KO)2敗1分=と、アンヘル・フィエロ(メキシコ)=23勝(18KO)4敗2分=の一戦は、ドゥアルテが判定勝ちで新王者。

イサック・クルス(メキシコ)と好ファイトを演じたフィエロだが、前戦ではブレイク後に対戦相手に殴りかかり、ケリを入れるという悪質な反則負け。そしてこの日は前日計量で3.5ポンドオーバー。計量失格で王座獲得の資格無しでの戦い。

開始から足を使うフィエロに対し、ドゥアルテは慎重な立ち上がり。ジワリとにじり寄って左フックを当てるチャンスを伺うが手数は少ない。4回、ドゥアルテの左フックでフィエロは大きく後退。追い打ちの右ストレートでフィエロは倒れ込んだが、マーク・ネルソン(米)主審は終了ゴング後としてノーダウン。

Oscar Duarte
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5回開始と共にドゥアルテは打って出るがフィエロも応戦。6回、フィエロの右フックでドゥアルテはグラり。その後もドゥアルテは調子が上がらず、動くフィエロを捕まえられポンポンと出される軽打を喰う。終盤に入りドゥアルテは圧力を強め、左フックを上下に打ち込だがフィエロは最後まで動き手数で上回った。公式スコアは116-112、115-113ドゥアルテと、116-112フィエロのスプリット。

WBA米大陸スーパーバンタム級王座決定戦。ホルヘ・チャベス(米)=15勝(8KO)無敗1分=と、ホセ・ティト・サンチェス(米)=15戦全勝(9KO)=の一戦は、サンチェスが10回2分30秒TKO勝ちで新王者。

アマ時代に対戦経験がある両者の対戦は、序盤から手数豊富な打ち合いを展開。激しいペース争いが繰り広げられた。序盤戦上回ったチャベスだが、スイッチを織り交ぜるサンチェスは中盤以降回転を上げ、9回の両者勝負を賭けた打撃戦を制する。

Jose Tito Sanchez vs. Jorge Chavez
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迎えた最終ラウンド、サンチェスの右ストレートから左フックが決まるとチャベスはダウン。何とか立ったチャベスはカウント9で再開を許されたが、ダメージは大きくサンチェスの追撃の前に抵抗出来ず、再びキャンバスへ落下するとアレン・ハギンズ(米)主審は即座に試合をストップ。9回までのスコアは86-85、86-85、85-86と競り合っていた。

WBA米大陸&NABOスーパーウェルター級王座決定戦。WBA世界同級4位、IBF14位のイサック・ルセロ(メキシコ)=18戦全勝(14KO)=と、WBA世界同級9位イスマエル・フローレス(アルゼンチン・スペイン在住)=17勝(12KO)1敗1分=の一戦は、フローレスが判定勝ちで新王者。番狂わせとなった。

7連続KO中のルセロに対し、フローレスも4連続KO勝利中という強打者同士の対戦は、初回から打って出たフローレスをルセロが迎え撃つ形で、激しいい打撃戦が展開されたが、フローレスはルセロの右強打を浴びながらもひるまず応戦。ジャブを織り交ぜたメリハリある攻撃で、防御の甘いルセロからポイントを奪って行った。スコアは99-91、98-92、98-92。

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