19日に帝拳プロモーションから正式発表された、WBA世界バンタム級レギュラー王座決定戦。同級1位増田陸(帝拳)=10勝(9KO)1敗=選手と、同級2位比嘉大吾(志成)=21勝(19KO)3敗3分=選手の試合は、WBAが現時点では公認していない事を表明。
「WBAは世界王者の数を減らすという目標に引き続き取り組んでいる。バンタム級、ミニマム級、ライトフライ級の世界タイトル戦に関する最近のメディア報道について、WBAはこれらの試合がまだ正式に承認されていないことを明確にする」(WBAの声明文)
WBA世界バンタム級レギュラー王座は、6月13日(日本時間14日)に米・アリゾナ州グレンデールで行われたタイトル戦で、王者アントニオ・バルガス(米)=19勝(11KO)2敗1NC=を6回TKOで破った、ジェシー・”バム”・ロドリゲス(米)=24戦全勝(17KO)=が獲得したばかり。

世界王者の数を減らすという目標に引き続き取り組んでいるというWBAだが、選択防衛戦を承認されたフライ級暫定王者ジョナサン・”ボンバ”・ゴンサレス(プエルトリコ)=29勝(14KO)5敗1分1NC=は、6月14日(日本時間15日)に米・ミシガン州グランドラピッズで、アブラハム・ペレス(米)=15戦全勝(7KO)=に敗れ王座交代。
2月21日(日本時間22日)にドミニカ・サントドミンゴでは、”ザッパ・トウキョウ”、ノエル・レイエス・セペダ(ドミニカ)=19勝(15KO)5敗=を3回TKOで破った、ビクター・サンティリャン(ドミニカ)=16勝(7KO)2敗=が、スーパーバンタム級暫定王座を獲得。
2月14日(日本時間15日)、ロシア・チェリャビンスクで行われたスーパーフェザー級暫定王座決定戦では、1位のエルヌール・サメドフ(ロシア)=21勝(10KO)1敗=が、13位のジョン・レノン・グティエレス(コロンビア)=11勝(7KO)1敗=を11回TKOで破り新暫定王者。
また、ライトヘビー級はスーパー王者ドミトリー・ビボル(ロシア)=25勝(12KO)1敗=、レギュラー王者デビッド・べナビデス(米)=32戦全勝(26KO)=、暫定王者アルバート・ラミレス(ベネズエラ)=23戦全勝(19KO)=と3人の王者が存在。ラミレスは6月4日(日本時間5日)にカナダ・モントリオールで、6位レロン・リチャーズ(英)=19勝(4KO)2敗=に物議を醸す判定で勝利したばかり。
ヘビー級はスーパー王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=24戦全勝(15KO)=が存在するが、レギュラー王者ムラト・ガシエフ(ロシア)=32勝(25KO)2敗1NC=は、7月11日(日本時間12日)にロシア・モスクワで、14位のトニー・ヨカ(フランス)=15勝(12KO)3敗=と防衛戦を行う。
帝拳プロモーションは試合発表の席上、異例ともいえる開催経緯資料を配布したが、そこには「WBAの指令により増田対比嘉の正規王座決定戦が決まりました」と記されている。WBAの声明はこれとは全く異なる。果たしてどう決着がつくのか。今後に注目。しかし、何でもありのWBAです。
