6月20日(日本時間21日)、英・サウサンプトンのセント・メアリーズ・スタジアムで開催された、クイーンズベリー・プロモーション興行のメインイベント。WBC世界スーパーフェザー暫定王座決定戦。同1位マイケル・マグネシ(イタリア)=26勝(13KO)2敗=と、同級2位ライアン・ガーナー(英)=19戦全勝(10KO)=の一戦は、ガーナーが判定勝ちで新王者。
サウサンプトン生まれのガーナーは地元ファンの大声援を受けての戦い。開始から頭をつけ合っての打ち合いとなったが、ガーナーはマグネシを押し込んで左フックを上下に刺し込み、右アッパーをヒット。2回、開始からマグネシは前進。ガーナーもこれを受けて立ち、両者接近戦で打ち合うが、ガーナーが押し込んでの連打で攻勢。
3回、ガーナーのボディ攻撃からのショート連打でマグネシはロープを背負い苦しい戦い。4回、ガーナーのシャープなショート連打がマグネシのボディから顔面を襲う。押し込まれながらも手を返すマグネシだが、ガーナーは下がらない。
5回、ガーナーのワン・ツーでマグネシがよろめく。ガーナーの連打は止まらず、マグネシはダメージを蓄積。6回、接近しもつれるシーンが多くなり両者はレフェリーの注意を受ける。このラウンドもガーナーがワン・ツーからの連打とボディ打ちでリード。

7回、接近戦。ガーナーは左ボディから巧みに角度を変え右アッパーを突き上げ、少しの隙間から右ストレートをヒット。8回、消耗したマグネシが体を寄せ休むシーンが増え、もつれ合う。
9回、開始と共に再びレフェリーは両者に注意を与える。ガーナーのワン・ツーからの左フック、右ストレートが決まり、マグネシがグラつく。連打で追い込んだガーナーだが、マグネシはこらえる。10回、ガーナーのワン・ツーが決まる。マグネシは振りが大きくなり、接近しては両腕をガーナーの脇に入れクリンチ。
11回、マグネシは左フックから右ストレートを狙い逆転を狙うが、ガーナーは無理をせずワン・ツー。消耗した両者はクリンチが多くなる。最終ラウンド、ガーナーは距離を取りジャブ、ワン・ツー。マグネシの前進は足で交わし左フックをヒット。勝利を確信して試合終了ゴングを聞いた。
敵地の真っただ中でマグネシは最後まで勝利への執念を見せたが、ガーナーに付け入る隙は無かった。公式スコアはグイド・カヴァッレリ(イタリア)119-109、ホルヘ・ルチアーノ・ゴリーニ(アルゼンチン)118-110、マーク・ベイツ(英)116-112。ベイツ副審の4ポイント差はなく、イタリア人ジャッジの9点差が試合の全てを物語っている。

WBC世界同級はオシャキー・フォスター(米)=25勝(12KO)3敗=が正規王座に君臨。5月30日(日本時間31日)に米・テキサス州ヒューストンで、元WBA世界フェザー級王者で2位にランクされていたレイモンド・フォード(米)=18勝(8KO)2敗1分=の挑戦を12回判定で退けている。
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セミファイナル。IBFインターナショナル・ミドル級タイトルマッチ10回戦。王者でWBO世界同級4位、IBF8位にランクされるブラッド・ポールズ(英)=21勝(12KO)2敗1分=に、挑戦者ブラッドリー・ゴールドスミス(英)=15勝(10KO)1敗=が挑んだ一戦は、ゴールドスミスが判定勝ち。
サウスポーのゴールドスミスは左ストレートを軸に先手の攻めで試合をリード。後手に回ったポールズは右ストレートから突破口を開こうとするが、打ってはポジションを変えるゴールドスミスを捕まえられない。迎えた第6ラウンド、ゴールドスミスの逆ワン・ツーが伸びた所でバランスを崩したポールズはキャンバスへ尻餅。スティーブ・グレイ(英)主審の8カウントを聞いた。
終盤もゴールドスミスはコンパクトなパンチを打ち込んではサイドへ動き、追い足のないポールズに付け入る隙を与えなかった。スコアは99-90、99-90、97-92。
WBAインターナショナル・ライトヘビー級王座決定10回戦。リンドン・アーサー(英)=25勝(16KO)3敗=と、ルイス・エドモンドソン(英)=11勝(3KO)1敗=の一戦は、エドモンドソンが判定勝ちで新王者。スコアは97-93、96-95、96-94。
