WBA世界スーパーフライ級1位ジョン・ラミレス（米）＝13戦全勝（9KO）＝が、４月20日（日本時間２１日）に米・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催される、ヘイニーvsガルシア興行に出場。同級５位デビッド・ヒメネス（コスタリカ）＝１５勝（11KO）１敗＝と対戦。試合は暫定王座決定戦になる可能性がある。

ラミレスは同級王者井岡一翔（志成）＝30勝（16KO）2敗1分＝選手との対戦を指令されたが、井岡選手陣営はWBC王者ファン・フランシスコ・エストラーダ（メキシコ）＝44勝（28KO）3敗＝との王座統一戦を優先させたいとして、WBAに対し例外を申請。

しかし、エストラーダは６月２９日（日本時間３０日）に米・アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで、ジェシー・ロドリゲス（米・帝拳）＝19戦全勝（12KO）＝と対戦する事が決定。

井岡選手陣営はターゲットをIBF王者フェルナンド・マルティネス（アルゼンチン）＝16戦全勝（9KO）＝に変えて、今夏の対戦を目指している。ゴールデン・ボーイ・プロモーションに所属するラミレスは、井岡戦から身を引くことを拒否していた事もあり、ヒメネス戦が暫定王座決定戦となる可能性があると見られている。