フリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)=21勝(15KO)2敗2NC=は、スーパーフライ級に階級を上げるため、WBC世界フライ級タイトルを正式に返上。現在のWBC世界同級ランキングは1位アンヘル・アヤラ(メキシコ)=17戦全勝(7KO)=、2位フランシスコ・ロドリゲスJr(メキシコ)=38勝(26KO)6敗1分=、3位クリストファー・ロサレス(ニカラグア)=37勝(22KO)6敗=となっている。

しかし、1位のアヤラはジェシー・ロドリゲス(米)の返上したIBF王座決定決定戦に出場。大橋ジムと契約する同級3位(2位は空位)デーブ・アポリナリオ(フィリピン)=20戦全勝(14KO)=と対戦する事が決まっており、空位となった王座はロドリゲスJrと、ロサレスにより争われる事になる。

7/27 ジョー・ジョイスvsデリック・チゾラ

元WBO世界ヘビー級暫定王者でIBF9位、WBC11位、WBO14位にランクされるジョー・ジョイス(英)=16勝(15KO)2敗=は、7月27日(日本時間28日)に英・ロンドンのO2アリーナで、元世界ランカー、デリック・チゾラ(英)=34勝(23KO)13敗=と対戦が決定。

チャン・ツィーレイ(中国)=26勝(21KO)2敗1分=に2連続KO負けを喫した38歳のジョイスは、3月16日(日本時間17日)に英・バーミンガムのリゾーツ・ワールド・アリーナで行われた、前IBF欧州同級王者カッシュ・アリ(英)=21勝(12KO)3敗=との再起戦で、10回KO勝ちを収め再起に成功。

40歳のチゾラは、2022年12月にタイソン・フューリー(英)の保持していたWBC世界ヘビー級王座に挑戦。10回TKOで敗れたが、昨年8月12日(日本時間13日)に英・ロンドンのO2アリーナで、元世界ランカーのジェラルド・ワシントン(米)=20勝(13KO)6敗1分=を10回判定で破り、リング復帰を果たしている。

生き残りを賭けた英国人同士のヘビー級サバイバル戦。果たして勝者は?。