WBC世界ウェルター級3位ヨルデニス・ウガス(キューバ)=27勝(12KO)5敗=と、5位マリオ・バリオス(米)=27勝(18KO)2敗=によるWBC世界同級暫定王座決定戦が、9月30日(日本時間10月1日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催されるカネロvsチャーロ興行で行なわれる事が決定。試合はShowtime・PPV放映前の3試合の一つとして行われる。

WBCがウガスvsバリオスによる暫定王座決定戦を指令したのは3月中旬。しかし、その後、WBC、IBF&WBAスーパー王者エロール・スペンスJr(米)=28勝(22KO)1敗=と、WBO王者テレンス・クロフォード(米)=40戦全勝(31KO)=の対戦が決定。7月29日(日本時間30日)に米・ラスベガスのT・モバイル・アリーナで開催された王座統一戦は、クロフォードが予想を上回る9回TKO勝ちの圧勝で、4団体統一王者となった。

クロフォードとの再戦契約を持つ前王者スペンスJr(米)は、来週までにクロフォードと再戦するかどうかを決めなければならない。スペンスJrが12月に行われるという再戦を選んだ場合、試合は階級を上げて行われることが確実で、クロフォードもそれを容認。しかし、再戦が行われなった場合でも、階級を上げる考えがある事を示唆しており、その場合、ウガスvsバリオスの勝者が王者として認定される可能性が高い。