ゴールデン・ボーイ・プロモーションのオスカー・デラホーヤは、来年2月10日(日本時間11日)に、元WBC世界ライト級暫定王者で、WBA世界スーパーライト級4位、WBC7位、IBF9位、WBO15位にランクされるライアン・ガルシア(米)=23勝(19KO)1敗=と、WBO世界スーパーライト級王者テオフィモ・ロペス(米)=19勝(13KO)1敗=か、12月9日(日本時間10日)に米・カリフォルニア州サンフランシスコで行われる、WBC世界スーパーライト級王者レジス・プログレイス(米)=29勝(24KO)1敗=に、4団体統一世界ライト級(WBCは休養)王者デビン・ヘイニー(米)=30戦全勝(15KO)=が挑むタイトル戦勝者と対戦させたいと宣言。
本日。早速、デラホーヤはトップランクのボブ・アラムと会談の場を設け、ビッグマッチ実現へ向け意欲を見せている。デラホーヤがプロモートするガルシアは、12月2日(日本時間3日)に米・テキサス州サンアントニオで、WBO世界ライト級11位オスカー・ドゥアルテ(米)=26勝(21KO)1敗1分=と、スーパーライト級で対戦する事が決まっている。
しかし、デラホーヤは来年2月のスーパーボウルの週末に、米・ラスベガスの新会場、MSG・スフィアで、ガルシアをメインとするビッグマッチを計画。アンダーカードにはウィリアム・セペダ(メキシコ)が出場する他、ハイメ・ムンギア(メキシコ)が、セルゲイ・デレイビャンチェンコ(ウクライナ)との再戦。またはエドガー・ベルランガ(米)と対戦させたいとしている。
カネロvsチャーロ戦をつまらなかったと痛烈に批判したデラホーヤは、ボクシングが生き残るためにはプロモーターがもっとコンスタントに “スーパーファイト “を開催する必要があると語り、エディ・ハーン、アル・ヘイモン、ボブ・アラム、誰でもいい。このままではボクシングが死んでしまうかもしれない。「私は君たちを呼びかけている。やりましょう」と、やる気を見せているが果たして。