IBF世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦。同級3位シャフカッツ・ラヒモフ(タジキスタン)=17勝(14KO)1敗1分=と、同級4位エドゥアルド・ヌニェス(メキシコ)=25勝(25KO)1敗=の一戦は、来年2月17日(日本時間18日)にタジキスタンでの開催が決定。勝者は1位(現在1、2位は空位)となり、王者ジョー・コルディナ(英)=17戦全勝(9KO)=への挑戦権を獲得する。

この試合の興行権は12月12日(日本時間13日)に米・ニュージャージー州スプリングフィールドのIBF本部で行われた入札で、ラヒモフ擁するロシアのRCCボクシング・プロモーションが、30万5千ドル(約4430万円)で落札に成功。ヌニェスのプロモーター、エディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングは17万9500ドル(約2610万円)だった。

ラヒモフは2022年11月にUAE・アブダビで、ゼルファ・バレット(英)=29勝(16KO)2敗=との王座決定戦に勝ち、IBF世界同級王者となったが、今年4月にコルディナに12回判定負けで王座陥落。最初、2位決定戦への出場が決まっていたが、対戦相手が現れず、再起戦が挑戦者決定戦への出場となった。

一方のヌニェスは10月28日(日本時間29日)にメキシコ・カンクンで、元世界挑戦者オスカー・エスカンドン(コロンビア)=27勝(18KO)7敗=を、第2ラウンドに右フック一発でKO。ハードヒッターぶりを見せつけている。現在、15連勝中で、ここ5年半は負けを知らない。