元WBC世界スーパーライト級王者で、WBO世界同級11位にランクされるレジス・プログレイス(米)=29勝(24KO)3敗=の次戦は、2月15日(日本時間16日)に米・カリフォルニア州アナハイムで、WBA世界同級9位オスカー・ドゥアルテ(米)=28勝(22KO)2敗1分=を相手に行われる。
2023年5月にエディ・ハーンのマッチルーム・ボクシングと、3試合のプロモート契約を締結したプログレイスは、新たにルーガルー・プロモーションを設立。マッチルームと共同で、自らの試合をプロモートして来たが、2023年12月9日(日本時間10日)に米・カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで行われた、DAZN・PPV放映のデビン・ヘイニー(米)=31勝(15KO)無敗1NC=戦で敗れ、世界王座から陥落。
昨年10月26日(日本時間27日)に英・マンチェスターのコープ・ライブ・アリーナで行われた再起戦では、WBO2位、WBC&IBF3位、WBA7位のジャック・カテロール(英)=30勝(13KO)1敗=に2度のダウンを奪われ判定負けと、強豪相手に連敗中。
一方のドゥアルテは、2023年12月2日(日本時間3日)に米・テキサス州ヒューストンで、11連続KOの勢いを駆ってライアン・ガルシア(米)=24勝(20KO)1敗1NC=と、143ポンド契約12回戦で対戦。左フックの強打を軸にガルシアに迫り善戦したが、8回2分51秒KOで敗れた。
しかし、昨年4月27日(日本時間28日)に米・カリフォルニア州フレズノのセーブマート・アリーナで、元IBF世界スーパーフェザー級、WBC世界ライト級暫定王者のジョセフ・ディアスJr(米)=33勝(15KO)5敗1分=を9回KOで破り再起に成功。
最新試合は昨年11月16日(日本時間17日)にサウジアラビア・リヤドのザ・ヴィニューで開催された、ヒルベルト・ラミレスvsクリス・ビラム-スミスをメインとする、”リヤド・シーズン”・Latino Nightで、世界戦経験のあるバティル・アフメドフ(ウズベキスタン)=10勝(9KO)4敗=を10回判定で破っている。
再び上昇気流に乗っている28歳のドゥアルテは、プログレイスを破りネームバリューを上げ、さらなるチャンスを掴みたいところ。今月36歳の誕生日を迎えるプログレイスは、最近の3試合でずいぶん稼いだが、この試合を落とすと再浮上は厳しい。ここは勢いに乗るドゥアルテが押し切り、新旧交代を果たすか。