10月15日、オーストラリア・ブロードビーチのゴールド・コースト・コンベンション・センターで行われたフェザー級12回戦。IBF世界スーパーバンタム級指名挑戦権を持つ同級1位サム・グッドマン(オーストラリア)=15戦全勝(7KO)=と、元世界挑戦者のミゲル・フローレス(米)=25勝(12KO)4敗1分=の一戦は、8回に左ボディでダウンを奪うなど、スピードとテクニックで試合全般を支配したグッドマンが圧勝。120-105、120-105、118-107のスコアで判定勝利を飾った。

25歳のグッドマンは6月18日にオーストラリアでライース・アリーム(米)=20勝(12KO)1敗=を12回判定で破り、IBF王座への挑戦権を獲得したが、12月に日本開催が伝えられるIBF&WBAスーパー王者マーロン・タパレス(フィリピン)=37勝(19KO)3敗=と、WBC&WBO王者井上尚弥(大橋)=25戦全勝(22KO)=選手による、4団体王座統一戦勝者への挑戦に向け、挑戦権を獲得した後もアクティブなリング活動を続ける事を選択していた。