IBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦。同級3位リチャードソン・ヒッチンズ(米)=17戦全勝(7KO)=と、同級4位ジャック・カテロール(英)=28勝(13KO)1敗=の一戦は、対戦同意が伝えられていたが、最終的に交渉はまとまらず、来年1月2日(日本時間3日)に入札の開催が決定。

IBF最新ランキングでは、前回4位だったヒッチンズが2位に上がり、2位だったカテロールは4位にダウン(1、2位は空位)している。マッチルーム・ボクシングによりプロモートされる両選手だけに、すんなりと対戦が決まるかと思われていたが、意外な展開となった。

王者スブリエル・マティアス(プエルトリコ)=20勝(20KO)1敗=は、11月25日(日本時間26日)に米・ラスベガスで、指名挑戦者のショジャホン・エルガシェフ(ウズベキスタン)=23勝(20KO)1敗=の強打を封じ込め、6回2秒TKO勝ちで王座の初防衛に成功。当分王座は揺るがないと思える強い勝ち方だった。

ヒッチンズとカテロールは、この挑戦者決定戦に出場しない場合、IBFランキングは降格され、6ヶ月はIBFの認定するタイトル戦には出場出来ない事になる。ヒッチンズはWBC2位、WBO3位。カテロールはWBC4位、WBO5位、WBA6位にランクされている。