7月25日(日本時間26日)にサウジアラビア・ジェッダジッダ・スーパードームで行われた、IBF世界スーパーウェルター級タイトルマッチで、指名挑戦者のカオイミン・アギャルコ(アイルランド)=18勝(7KO)1敗=を12回判定で破り初防衛に成功した、王者ジョシュ・ケリー(英)=19勝(9KO)1敗1分=は、この試合で鼻柱に裂傷を負い傷の整形にかなりの時間を要すると見られていたが、8週間で完治する事が明かになった。

ケリーを管理するアダム・ブースは、外科医のニール・スコットによる修復と治癒のプロセスを早めるため、小さな縫合糸を数本だけ使用した手術が成功した事を発表。

「ジョシュは8週間で完治する見込みで、間違いなく年末までには試合に復帰する事が出来る。相手が”ブーツ”であれファンドラであれ、統一戦を望んでいる。だけど、フンドラは年内に指名戦があるので出来ない。僕はジョシュvs”ブーツ”の対戦を望んでいるよ」(ブース)。

WBA、WBO王者ジャロン・”ブーツ”・エニス(米)=36勝(32KO)無敗1NC=とケリーは、共にマッチルーム・ボクシングによりプロモートされており、エディ・ハーンは年内に両者による王座統一戦の開催を示唆していたが、試合の実現はケリーの傷からの復帰時間だけが懸念材料だった。

Vergil Ortiz Jr

これにより、ゴールデンボーイ・プロモーション(GBP)と和解。リング復帰が決まりダイレクトでエニスとの対戦を熱望していた、WBC世界スーパーウェルター級暫定王者バージル・オルティスJr(米)=24戦全勝(22KO)=は、新たな対戦相手を見つける必要に迫られている。

WBC王者セバスチャン・フンドラ(米)=24勝(16KO)1敗1分=は、10月17日(日本時間18日)に米・カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで、同級1位エルマル・ハドリベアジ(米)=23勝(8KO)無敗1分=との指名防衛戦が決定。

オルティスJrの相手には、同じGBPにより推進される元WBC世界同級1位で現在WBO9位にランクされるチャールズ・コンウェル (米)=21勝(16KO)1敗=が浮上している。一度は決定が伝えられたエニスとの対戦は、GBPとのトラブルにより頓挫。オルティスJrはしばらく順番を待つ事になる。