NABFスーパーウェルター級王者でWBO4位、WBC10位、IBF14位にランクされるザンダー・ザヤス(プエルトリコ)=18戦全勝(12KO)=と、元WBO世界同級王者でWBO8位のパトリック・テイシェイラ(ブラジル・74.5キロ)=34勝(25KO)4敗=が、6月8日(日本時間9日)に米・ニューヨークの、マジソン・スクエア・ガーデン・シアターで開催される、トップランク興行のメインカードで対戦する事が決定。

世界王座挑戦に向け順調にキャリアアップを図っている21歳のザヤスは、約半年ぶりのリング。一方、33歳のテイシェイラは、2021年2月にブライアン・カスターニョ(アルゼンチン)=17勝(12KO)1敗2分=に12回判定で敗れ世界王座を失ってから3連敗と低迷。しかし、その後、地元ブラジルで3連勝(3KO)と持ち直しているが、対戦相手の質も低く内容的にも復調ぶりには疑問が残る。

共同メインのセミファイナルカードには、地元ニューヨーク出身のWBO世界フェザー級5位、WBC9位ブルース・キャリントン(米)=11戦全勝(7KO)=が、エンリケ・ビバス(メキシコ)=23勝(12KO)3敗=と対戦する。