4団体統一世界スーパーミドル級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)=60勝(39KO)2敗2分=が、5月4日(日本時間5日)に米・ラスベガスで予定する次戦で、ハイメ・ムンギア(メキシコ)=41戦全勝(33KO)=との対戦に同意。興行はプレミア・ボクシング・チャンピオンズにより主催され、放映はAmazon・プライムビデオ・PPVとなる。

カネロは昨年PBCと3試合を契約。次戦相手にPBCファイターのWBC世界ミドル級王者ジャーモール・チャーロ(米)=33戦全勝(22KO)=が用意されていたが、カネロが希望するビジネス要件を満たす事が出来ず、PBCからの離脱が相互合意に達した事が明らかにされていた。

その後、カネロは友好関係にある、DAZNと契約するマッチルーム・ボクシングのエディ・ハーンと接触。5月にエドガー・ベルランガ(プエルトリコ)=22戦全勝(17KO)=と対戦し、9月にハイメ・ムンギア(メキシコ)=41戦全勝(33KO)=と戦う計画が明らかになったが、DAZN上層部は5月にムンギアと戦う事を希望。

カネロは昨年5月に、ジョン・ライダー(英)、9月にジャーメル・チャーロ(米)と対戦したが、いずれも盛り上がりに欠ける試合で、対戦を承諾していたベルランガではカードが弱い事が指摘され、ムンギアが有力候補に浮上。DAZN放映で決まりかと思われていたが、PBCに残留しAmazon・プライムビデオで放映される事になった。