4団体統一世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(大橋)=26戦全勝(23KO)=選手と、WBC1位の指名挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)=35勝(27KO)1敗=が、5月に東京で戦う事で対戦同意。ネリ自身がSNS上で正式発表が近い事を明かしていたが、ESPNもこれに続いた。会場は東京ドームが有力。

12月のタパレス戦でチケット購入希望者が10万件を超えた事から、大橋会長は井上選手の試合を東京ドームで開催する計画がある事を示唆。過去の計量失格により、日本での試合が禁止されているネリが、日本のリングに上がれるかどうかが問題と見られていた。

しかし、日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内 剛 事務局長は、「永遠に活動停止ということはない。申請があれば要検討となる。ネリだからではなく誰でも、資格審査の規定に従うとライセンス取り消しは5年間、ライセンス無期限停止は3年間で再申請ができることになっている。だから、当然ネリの再申請は可能ということになると思う。世界的にいうと、永遠に日本で試合ができないというのは常識的ではない」との見解を示し、ネリがライセンスの再申請を行えば、ライセンスが発給される可能性が高い事を明らかにしていた。