1月27日(日本時間28日)米・アリゾナ州・フェニックスのフットプリント・センターで開催された、WBO世界ミニマム級タイトルマッチ。王者オスカー・コラーゾ(プエルトリコ)=8戦全勝(6KO)=に、同級10位レイネリス・グティエレス(ニカラグア)=10勝(2KO)1敗=が挑んだ一戦は、コラーゾが3回2分37秒TKO勝ち。

初回からプレスを掛け積極的に出たサウスポーのコラーゾは、時折スイッチを織り交ぜ応戦するグティエレスに左ストレートを決め主導権を握る。迎えた第3ラウンド、コラーゾの左ストレート、右フックでグラついたグティエレスは、続く左ストレートで前のめりにダウン。

大きなダメージを受けながら何とか立ち上がり再開に応じたグティエレスに対し、一気に襲い掛かったコラーゾが左ストレートを決めると、グティエレスはコーナーに後退。追撃の連打で試合はストップとなった。圧倒的強さで2度目の防衛に成功したコラーゾは、WBC王者重岡優大(ワタナベ)=8戦全勝(5KO)=選手、IBF王者重岡銀次朗(ワタナベ)=10勝(8KO)無敗1NC=選手との王座統一戦を希望。それが実現しなければ、ライトフライ級で2階級制覇を目指す意向を明らかにしている。