8月29日(日本時間30日)、米・カリフォルニア州ロサンゼルスのガレン・センターで開催されたProBoxTV興行に、2025年5月4日(日本時間5日)に米・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、4団体統一世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(大橋)=33戦全勝(27KO)=選手の持つ王座に挑戦し、第2ラウンドにダウンを奪う健闘の末に8回TKOで敗れた、WBA、WBC世界同級2位ラモン・カルデナス(米)=27勝(15KO)2敗=が登場。
スーパーバンタム級10回戦で、WBA世界同級12位のレオナルド・カリージョ(コロンビア)=20勝(9KO)1敗1分=とグローブを交えたカルデナスは、10回スプリットの判定勝ち。期待されたパフォーマンスを見せる事は出来なかった。
両者慎重な立ち上がり。しかし、カルデナスは極端に手が出ない。3回、プレスを強めたカルデナスが攻め込むが、半身に構えるカリージョはジャブ、左フックを返す。中盤に入り、パワーで勝るカルデナスはジャブから右ストレート、左ボディでカリージョを追うが、カリージョは当てにくく、なかなか突破口を見出せない。
終盤に入ってもカルデナスは攻めるものの、カリージョのディフェンシブなスタイルを崩せずにラウンドは進んで行き、両者共に最後までダメージングヒットは奪う事は出来ず試合終了ゴング。公式スコアは98-92、96-94カルデナスと、97-93カリ―ジョ。

165ポンド契約10回戦。ウェルジョン・ミンドロ(フィリピン)=17勝(16KO)無敗1分=が、3度の世界戦経験があるカルロス・オカンポ(メキシコ)=38勝(26KO)4敗=とグローブを交えた一戦は、オカンポがキャリアを活かした老獪なボクシングで9回KO勝ち。
初回から右ストレート、左フックで攻め込むミンドロに対し、オカンポは左フックをカウンター。3回は接近戦で激しい打撃戦となるがミンドロのパワーが上回る。この回オカンポは偶然のバッティングで右目上をカット。しかし、中盤に入りミンドロの手数が減るとオカンポのジャブ、ワンツーが当たりだす。
7回、ミンドロが攻勢に出るがオカンポも右ストレートをカウンター。終了間際には左フックをヒット。8回、足を使うミンドロにオカンポのワン・ツーがヒット。ミンドロは疲れたか動きが止まり、オカンポの連打を浴びた。9回、ミンドロが前に出るが、オカンポのショート連打がガードを突き破る。

再び動きが止まったミンドロは右のカウンターを狙ったが、逆にオカンポの右ストレートがカウンターで炸裂。前のめりに倒れたミンドロは立ち上がったが、続行は許されず試合終了。ミンドロはオカンポの技巧を突き破るだけの爆発力は見せらず、ステップアップに失敗。
WBCインターナショナル・ライト級タイトルマッチ10回戦。王者でWBC世界同級11位のジョーダン・ホワイト(米)=20勝(12KO)2敗=に、IBF世界同級8位、WBA14位ルイス・トーレス(メキシコ)=22勝(13KO)1敗=が挑んだ一戦は、ホワイトが9回1分40秒KO勝ち。
第2ラウンドに右ストレートから左フックを決めダウンを奪ったホワイトは、中盤のサウスポートーレスの逆襲を押さえ優位に立つ。ダメージを蓄積させていったトーレスは、9回、ホワイトのワン・ツーで再びダウン。ここまでと見たレフェリーは即座に試合をストップした。
