6月20日(日本時間21日)に米・カリフォルニア州オーシャンサイドのフロントウェーブ・アリーナで開催される、ゴールデンボーイ・プロモーションのメインイベントで対戦が決まった、WBO世界ミニマム級&WBA世界同級スーパー王者オスカー・コラーゾ(プエルトリコ)=14戦全勝(11KO)=に、ネイダー・バルデス(メキシコ)=15勝(12KO)3敗3分=が挑むタイトル戦は、WBAが世界戦として承認しない事を発表。
WBA世界選手権委員会は、世界選手権に挑戦しようとするボクサーは、該当する公式ランキングに掲載されていることを含め、WBAが定めた出場資格要件を満たさなければならないとした上で、組織の規則と要件に準拠する代替案であれば、どのようなものでも検討する用意があるとしている。
最初決まっていた挑戦者WBC世界同級3位、WBO5位、WBA9位のジョーイ・カノイ(フィリピン)=25勝(15KO)5敗2分1NC=が、米国就労ビザを取得出来ず17日になって出場不可能となった事から始まった代替え挑戦者探しは、WBOがランキングを調整しバルデスを15位に押し込んだ事で、WBOのみが承認する世界戦として行われる。

バルデスは2024年3月。WBC世界ライトフライ級王者岩田翔吉(帝拳)=16勝(12KO)2敗=選手への指名挑戦が予定されるエリック・バディロ(メキシコ)=19戦全勝(8KO)=と対戦し、5回TKO負けで初黒星。同年12月に行われたWBA世界ライトフライ級王座決定戦でも、エリック・ロサ(ドミニカ)=9勝(2KO)1敗=に判定負け。
昨年5月のビクター・ロハス・ゴンサレス(メキシコ)=10勝(6KO)5敗3分=との再起戦では、まさかの2回KO負け。今年3月の出直し6回戦で1戦1敗のホセ・レナード・ゴメス(コロンビア)に初回TKO勝ちを収めたが、5月30日(日本時間31日)に50.5キロでリングに上がった、ヘラルド・ロドリゲス(メキシコ)=4勝(1KO)4敗1分=との6回戦は引き分けに終わっている。
WBOのグスタボ・オリヴィエリ会長は、現役選手であること、勝ち越し記録があること、直近の試合で勝利していること、105ポンドの体重制限をクリアできること、そしてランキング上位15位以内に入るのに必要な経験を有していることを条件に、新たな対戦相手を挑戦者として承認する事を言及していたが、WBAがWBA世界戦経験者のバルデスを挑戦者として認めなかっただけに、ファン、関係者からのWBOに対する批判は多い。
