WBO世界ライト級王者アブドゥラ・メイソン(米)=20戦全勝(17KO)=と、WBC世界フェザー級王者ブルース・キャリントン(米)=17戦全勝(10KO)=が、7月4日(日本時間5日)に米・オハイオ州クリーブランドのウォルスタイン・センターで開催されるトップランク興行で、揃ってタイトル防衛戦に臨む事が決定。放映はTNTスポーツとDAZN。
クリーブランドに住むWBO世界ライト級王者アブドゥラ・メイソン(米)=20戦全勝(17KO)=は、元IBF世界スーパーフェザー級王者で同級1位にランクされる指名挑戦者ジョー・コルディナ(英)=19勝(9KO)1敗=の挑戦を受ける。
22歳のメイソンは昨年11月22日(日本時間23日)に、サウジアラビア・リヤドで行われた、WBO世界ライト級王座決定戦で、サム・ノークス(英)=17勝(15KO)1敗=を12回判定で破り王座を獲得。地元リングでメインイベントを飾るが、この日はメイソンの二人の兄弟、ライト級アブドゥルラフマン・メイソン=(2勝2KO)=と、スーパーフェザー級イブラヒム・メイソン=2勝2KO=も出場。それぞれ4回戦に臨む。
「7月4日は、僕たち兄弟がプロになる前から待ち望んでいた、故郷への凱旋戦だ。熱い戦いをお見せします。楽しみにしてください。絶対に見逃せないぞ」(メイソン)

34歳のコルディナは、2022年6月に尾川堅一(帝拳)=32勝(22KO)2敗1分1NC=選手を2回KOで破り、IBF世界スーパーフェザー級王座を獲得。しかし、ケガにより王座返上を余儀なくされた後、再度王座を獲得。しかし、2024年5月にアンソニー・カカス(アイルランド)=25勝(9KO)1敗=に8回TKOで敗れ王座陥落。
昨年ライト級で再起を果たし、12月13日(日本時間14日)に米・カリフォルニア州ストックトンで行われた挑戦者決定戦で、WBO4位にランクされていたガブリエル・フローレスJr(米)=27勝(8KO)3敗=を12回判定で破り挑戦権を獲得した。
「これは僕にとって大きな試練だが、乗り越えられる自信は十分にある。メイソンは非常に優れたファイターだが、僕は彼の凱旋戦を台無しにしてやるつもりだ。タイトルは英国へ持ち帰る」(コルディナ)
キャリントンは同級12位レネ・パラシオス(メキシコ)=19勝(10KO)無敗1分=の挑戦を受ける。暫定王者だったキャリントンは1月31日(日本時間2月1日)に米・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われた王座決定戦で、カルロス・カストロ(米)=30勝(14KO)4敗=を9回KOで破り王座を獲得。
挑戦者のパラシオスは今年1月に実力者のスライマン・セガワ(ウガンダ)=18勝(7KO)6敗1分1NC=に、99-91、97-93、94-96のスプリット判定勝ち。セガワは2024年9月にキャリントンと対戦し、93-97、93-97、95-95の判定で敗れているが、この試合はキャリントンのキャリア最大の苦戦で、セガワの勝利を推す声も多数あっただけに、セガワに勝ったパラシオスとの戦いは興味深い。

思わぬチャンスを手にしたパラシオスは、「神様に感謝しています。ついに世界タイトルを懸けて戦うチャンスが巡って来た。とても興奮しています。このチャンスを逃すつもりはない。いつか世界王者になると母に約束した。その約束を必ず果たす」と、やる気満々。
アンダーカードにはクリーブランド出身で東京五輪米国代表のWBC、IBF世界ウェルター級11位デランテ・”タイガー”・ジョンソン(米)=17戦全勝(8KO)=が出場。IBF世界同級15位のクリストファー・ゲレロ(カナダ)=16戦全勝(9KO)=と対戦。
ライト級8回戦では11戦全勝(10KO)のレコードを持つデリック・“スクーター”・デイビス(米)が、カルロス・ラモス(スペイン)=18勝(10KO)4敗1分=と対戦する。
