WBA世界ライトフライ級王座決定戦。同級1位エリック・ロサ(ドミニカ)=7戦全勝(2KO)=と、同級3位ネイダー・バルデス(メキシコ)=14勝(11KO)1敗2分=の一戦は、12月19日(日本時間20日)にドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴのカラテ・パビリオン・オリンピックセンターで開催される事を、シュアン・ボクシング・プロモーションが発表。

WBA世界ミニマム級レギュラー王座を返上した24歳のロサは、米・ラスベガスのイスマエル・サラス氏の下で、世界王座決定戦に向けたトレーニング・キャンプを行い準備は万端。チャンピオンメーカー、サラス氏とのコンビで2階級制覇達成を狙う。

23歳のバルデスは、3月9日(日本時間10日)にメキシコ・グアダラハラで行われた、WBCシルバー・ライトフライ級王座決定戦で、エリック・バディロ(メキシコ)=16戦全勝(8KO)=に5回TKOで敗れ初黒星。この試合が2度目の10回戦だった。

しかし、この敗戦でバルデスのランキングは下がらずWBA15位をキープ。再起戦となった7月13日(日本時間14日)にメキシコ・モンテレイで行われたジェラルド・ロドリゲス(メキシコ)=4勝(1KO)2敗=との6回戦の前には、世界ランクは10位に上昇。6回戦を戦うのが初めてというロドリゲスに58-56×3の判定勝ちを収めると、9月度ランキングで一気に3位に躍進。幸運にも世界王座決定戦のリングに立つ事になった。

試合は地元ロサの圧倒的優位は動かず、バルデスがどこまで抵抗出来るのかという観測に偏っている。チケットはVIP席2000枚、リングサイド3000枚、一般席500枚が発売され、試合の模様は、SHUAN BOXING YouTubeチャンネルで生中継される。