広告

5月6日、東京・後楽園ホールで開催された帝拳プロモーション興行・『DYNAMIC GLOVE on U-NEXT』。メインイベントのフェザー級10回戦。WBO世界同級4位、WBC10位、IBF15位中野幹士(帝拳)=14勝(13KO)1敗=選手と、IBF世界同級5位、WBO15位レラト・ドラミニ(南ア)=21勝(12KO)3敗=の一戦は、中野選手が4回TKO勝ち。

強打のサウスポー中野選手と、日本のリングで亀田和毅(TMK)選手と1勝1敗の星を残す技巧派ドラミニの対戦は、初回、」中野選手が左ストレートで先制。終了間際には左ボディアッパーでダウンを奪う。2回、中野選手はプレスを掛けドラミニを追い、左ストレートを上下に打ち分け優勢。

3回、ドラミニは右ストレートを伸ばし反撃の機会を探るが、中野選手の左ストレートをカウンターで浴びダウン。再開後、連打でドラミニに迫った中野選手だったが、ここは終了ゴング。4回、開始から出た中野選手は左ストレートをヒット。コーナーに後退したドラミニにさらに左ストレートを決めると、ドラミニは崩れるように倒れ込む。レフェリーは即座に試合をストップ。

中野選手は昨年11月24日にトヨタ・アリーナ東京で行われたIBF世界同級挑戦者決定戦で、ライース・アリーム(米)=23勝(12KO)1敗=の老獪なボクシングの術中にはまり、10回にはダウンを奪われ、まさかの12回判定負けで初黒星を喫していたが、見事なKO劇で再起に成功。再び世界王座挑戦を目指して前進する。

キャリア初のKO敗戦となったドラミニは、当初、2月21日(日本時間22日)に米国でIBF世界同級王者アンジェロ・レオ(米)=25勝(12KO)1敗=への挑戦が計画されていたが、レオはアリームとの指名戦履行を優先。ドラミニは中野選手と対戦する事になり、アリームは5月9日(日本時間10日)に米・ジョージア州アトランタ郊外カレッジパークで、レオの持つ王座に挑戦する。

セミファイナルのWBOアジア・パシフィック・フェザー級タイトルマッチ10回戦。王者でWBO世界同級1位にランクされる藤田健児(帝拳)=10戦全勝(5KO)=選手に、WBO世界同級13位の武藤涼太(松田)=9勝(5KO)1敗1分=選手が挑んだ一戦は、武藤選手が7回1分13秒TKO勝ち。

Kenji Fujita vs. Ryota Muto
広告

WBO1位の藤田選手と、試合を前にWBO世界ランキング入りした武藤選手の世界ランカー対決は、サウスポー同士の対戦。試合は初回から真っ向からの打撃戦を展開したが、3回、武藤選手の左右フックを被弾した藤田選手は上体を泳がせる。

4回、藤田選手もボディ攻撃から顔面へパンチを返し反撃するが、武藤選手も譲らず5回は互いに譲らぬ打ち合いを展開。6回、武藤選手は左アッパー、フックを巧みに打ち分けると、7回も左ストレートで先制。後手に回った藤田選手はダメージも蓄積され厳しい戦いとなりながらも前に出る。しかし、そこに武藤選手が左右アッパーを合わせクリーンヒットを奪うと田中主審は試合をストップ。武藤選手が気持ちの強いボクシングで世界1位を撃破した。

OPBF東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ10回戦。王者堀池空希(横浜光)=7戦全勝(4KO)=選手に、同級14位レイモンド・ヤノング(フィリピン)=18勝(12KO)10敗1分=が挑んだ一戦は、堀池選手が初回1分50秒TKO勝ち。

開始ゴングから好調を思わせた堀池選手は、左ボディを効かせるとワン・ツーを叩き込みダウンを奪う。立ち上がったヤノングに襲い掛かた堀池選手は右アッパーを決めると、続く連打からの右で2度目のダウンを奪う。試合はここでストップ。堀池選手が今年1月に韓国で獲得した王座の初防衛に成功。

広告