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4月3日、東京・後楽園ホールで開催されたトレジャー・ボクシング(TB)プロモーション興行のセミファイナル。123.5ポンド(約56キロ)契約10回戦。元IBF世界スーパーバンタム級元王者の小國以載(角海老宝石)=23勝(9KO)4敗3分=選手と、元世界2階級制覇王者でWBC世界スーパーバンタム級2位、WBO3位、IBF4位にランクされるマーロン・タパレス(フィリピン)=41勝(22KO)4敗=の一戦は、小國選手が判定勝ち。

4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)=32戦全勝(27KO)=選手に敗れた後も、世界ランキング上位にランクされるサウスポーのタパレスに対し、身長で上回る小國選手は立ち上がりうまく戦ったが、3回になるとタパレスが圧力を強め反撃。

しかし、小國選手は崩れず5回には右ストレートを上下に打ち分け、左ボディを打ち込みペースを渡さない。タパレスは右目上をカット。6回、タパレスは出て来るが小國選手は譲らない。7回、小國選手の左ボディで動きが止まったタパレスを、小國選手が連打で追い込み優勢。

8回、小國選手の右ストレートがボディに決まると、タパレスは嫌がる仕草を見せた。9回も小國選手が右ストレートを上下に散らしリード。最終ラウンド、小國選手が左ボディを決め、右ストレートを上下に打ち込み攻勢のまま終了ゴングを聞くと両手を挙げた。

公式スコアは98-92、97-93、96-94。小國選手の文句ない勝利。試合終了直後の解説席の「わからないですよ」は、なぜなのか納得の行くのもではない。

OPBF・東洋太平洋スーパーウェルター級タイトルマッチ10回戦。王者の緑川創(EBISU K’s BOX)=5戦全勝(3KO)=に、同級15位の加藤寿(熊谷コサカ)=13勝(8KO)14敗2分=選手が挑んだ一戦は、緑川選手が7回TKO勝ち。

2回に右ストレートで先制のダウンを奪った緑川選手は、5回に右フックで2度目のダウンを奪うが、サウスポー加藤選手の左ストレートを喰い、まさかのダウンを奪われる波乱の展開。これで勢い付いた加藤選手は左ストレートを武器に逆転を狙ったが、緑川選手は冷静に加藤選手を追い、迎えた第7ラウンド、連打で緑川選手を追いつめ右ストレートが決まると、レフェリーは試合をストップ。

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