昨年9月14日に名古屋のIGアリーナで、井上尚弥(大橋)=32戦全勝(27KO)=選手に12回判定で敗れた、前WBA世界スーパーバンタム級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)=14勝(11KO)2敗=の再起戦(対戦相手未定)が、5月29日にウズベキスタン・タシュケントで行われる事が決定。
「パウンド・フォー・パウンドで最高の選手の一人である井上選手とリングを共にできたことは、光栄であり、大きな学びとなりました。間違いなく、あの夜、井上選手の方が優れたファイターだったと認めます。素晴らしい試合運び、素晴らしい自制心。彼は見事な戦いぶりを見せてくれました。」と語るアフマダリエフは、再び頂点を目指しスタートを切る。
同日の興行には前WBO世界フェザー級王者ロベイシ・ラミレス(キューバ)=14勝(9KO)3敗=も出場。2024年12月7日(日本時間8日)に米・アリゾナ州グレンデールで、WBO世界フェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)=28戦全勝(24KO)=との再戦に敗れて以来の復帰戦で、スロル・ヴォヒドフ(タジキスタン)=13勝(7KO)1敗=と対戦する。
五輪2連覇のラミレスはトップランクと契約を結び、2019年8月にプロデビュー。しかし。プロ初戦の4回戦で4勝(2KO)2敗2分けのアダン・ゴンサレス(米)にまさかの判定負け。前途多難のスタートとなったが、ゴンサレスにも借りを返し以後は連勝で、2023年4月にアイザック・ドグボエ(ガーナ)=24勝(15KO)4敗=とのWBO世界フェザー級王座決定戦を制し世界王座獲得。

同年7月に来日し、東京・有明アリーナで2012年ロンドン五輪バンタム級銅メダルリストの清水 聡 (大橋)=11勝(10KO)2敗1分=選手の挑戦を、5回TKOで破り初防衛に成功したが、2度目の防衛戦でエスピノサとの死闘に敗れ王座陥落。再戦にも敗れたラミレスは、イスマエル・サラス・トレーナーと袂を分ち、新たなスタートを切る。
同日は他に、パリ五輪ヘビー級金メダリストのラジズベク・ムロジョノフ(ウズベキスタン)=7勝(7KO)無敗1NC=と、パリ五輪フェザー級金メダリストのアブドゥマリク・ハロコフ(ウズベキスタン)=2勝(2KO)=も出場。
しかし、ムロジョノフは国際試験機関(ITA)から、メタステロンの陽性反応検出によるドーピング規則違反で、2028年7月までとなる3年間の出場停止処分を受けている。
