ズッファ・ボクシングと契約。IBFから世界クルーザー級王座を剥奪された、現Zuffa同級王者ジェイ・オペタイア(オーストラリア)=30戦全勝(23KO)=が、WBC世界同級王者ノエル・ミカエリアン(アルメニア)=28勝(12KO)3敗=の持つ王座へ挑戦。試合は8月に米・ラスベガスでの開催が予定されている事を、オペタイアのマネジャー、ミック・フランシスが明らかにした。

「条件についてはすでに合意済みで、あとは契約書の署名待ちというところです。しかし、残る問題はドン・キングです。94歳になっても相変わらず手強い。少々厄介な問題ですが、今は最後の課題に取り組んでいるところです」(フランシス)。

当初、両者は3月8日(日本時間9日)に米・ラスベガスで開催された「ズッファ・ボクシング04」で対戦する事が発表されたが諸事情により中止となり、オペタイアはIBF世界同級15位のブランドン・グラントン(米)=21勝(18KO)4敗=と対戦。12回判定勝ちを収めたオペタイアは保持するリング・マガジンのベルトを護り、初代Zuffa王者となったが、IBFは防衛戦として承認せず、3月23日付で正式に王座を剥奪した。

Opetaia-Alalshikh

しかし、この決定に不満のフランシスはIBFに対しオペタイアを王座に復帰させるよう要請。IBFがこれに応じなければ「大規模な訴訟」に発展すると宣言。リング・マガジンを個人的に所有し、”リヤド ・シーズン”を推進するサウジアラビアのトゥルキ・アラルシク大臣が、訴訟に関する資金を全面的に援助する。

また、オペタイアとの対戦がささやかれていたIBF世界同級3位、WBA&WBC4位、WBO5位クリス・ビラム-スミス(英)=21勝(13KO)2敗=は、6月6日(日本時間7日)英・にボーンマスのインターナショナル・センターで開催される「Zuffa Boxing 7」で、WBC世界同級1位、WBA8位、IBF13位ライアン・ロジッキ(カナダ)=19勝(18KO)1敗=との対戦が決定している。

アリ法の改正等もあり、WBCがミカエリアンvsオペタイアを承認すると、訴訟に於いてIBFは厳しい立場に追い込まれる。ズッファ・ボクッシングが独自の王座戦のみではなく、主要4団体の王座戦もプロモートしていく事になれば、参加選手はますます増大する可能性がある。