WBO世界スーパーライト級4位、IBF5位にランクされるエルネスト・”ティト”メルカド(米)=19戦全勝(18KO)=が、サリタ・プロモーションと契約。8月15日(日本時間16日)に米・ジョージア州アトランタのステートファーム・アリーナで開催される、クラレッサ・シールズvsケイ・スコットのWBC女子世界ミドル級戦興行の共同メインで、元WBOグローバル・ライト級王者エマニュエル・タゴエ(ガーナ)=34勝(16KO)2敗=と対戦する。

24歳のメルカドは保持するWBOインターナショナル王座の2度目の防衛戦。身長178センチのオーソドックス・スタイルから繰り出す強打で、第3ラウンドまでのKOが14度、そのうち初回KOが6度という勝ち味の早さを誇り、現在8連続KO中。しかし、丁寧に試合を作る。

6月19日(日本時間20日)に米・カリフォルニア州ロングビーチで行われた最新試合では、2010年11月26日に名古屋の日本ガイシホールで行われたWBC世界フェザー級王座決定戦で、長谷川穂積(真正)選手と対戦し12回判定負けの記録を残す、ファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)=36勝(22KO)9敗3分=と対戦。

Ernesto Mercado vs. Juan Carlos Burgos

キャリア22年のブルゴスを相手にしたメルカドは、冷静に左を使い距離を測定。第2ラウンドに右ストレートから左フックで、立て続けに2度のダウンを奪い、2分40秒鮮やかなKO勝ち。

これまで、キーショーン・デービス(米)、アンディ・クルス(キューバ)らとの強豪ともグローブを交え、一度もKOされた事がなかったブルゴスも、メルカドの強打にはひとたまりもなかった。

メルカドはブルゴスを倒した後のリング上で、観戦に訪れていたWBO王者シャクール・スティーブンソン(米)を挑発。スティーブンソンはすぐに誘発されたが、メルカドは妙に落ち着いていた。強豪揃いの階級だが、その破壊力は群を抜くだけに、今後のメルカドのステップアップ・マッチが注目される。