IBF世界ウェルター級王者リアム・パロ(オーストラリア)=27勝(15KO)1敗=をプロモートするノーリミット・ボクシング・プロモーションは、WBO世界同級王者デビン・ヘイニー(米)=33勝(15KO)無敗1NC=との王座統一戦が、10月の米国開催を目指し交渉が開始された事を明らかにした。

パロは6月24日にオーストラリア・テニーソンで、ルイス・クロッカー(英)=22勝(11KO)1敗=を12回判定で破り王座を獲得。この試合の興行権はノーリミット・ボクシング・プロモーションが、マッチルーム・ボクシングの112万5千ドル(約1億7540万円)を上回る、115万2千ドル(約1億7960万円)で落札していた。

一方、DAZNと直接契約を締結したヘイニ-は、WBOから指令されたキーショーン・デービス(米)=15勝(10KO)無敗1NC=との対戦に舵を切ったが、デービスがファイトマネー213万7500ドル(約3億4330万円)を不満として挑戦を辞退。この試合の興行権は入札により、デービスと契約するトップランクが855万ドル(約13億7320万円)で獲得していた。

Shakur Stevenson vs. Jose Valenzuela

はしごを外された形のヘイビーは、新たな対戦相手を探すことになった。これにより、一度は144ポンドのキャッチウェイトでヘイニーとの対戦同意が伝えられていた、WBO世界スーパーライト級王者シャクール・スティーブンソン(米)=24戦全勝(11KO)=との対戦が再浮上したが、これは実現しそうにない。

ズッファ・ボクシングと契約したスティーブンソンは、同じズッファ・ファイターの前WBA世界スーパーライト級王者でWBA世界ライト級3位にランクされるホセ・バレンズエラ(米)=16勝(10KO)3敗=との対戦交渉が始まった事が今月に入り伝えられており、正式発表が近いとされている。

ズッファの興行ではスーパークラスは行われない方針となっているが、新しい扉が開かれるかが注目される。